イギリスで働くためのビザガイド

イギリスで働くことを考えている日本人の皆さん、こんにちは!イギリスのビザ制度は少し複雑に感じるかもしれませんが、安心してください。この記事では、皆さんがイギリスでの仕事を始めるために必要な就労ビザについて、できるだけわかりやすく解説していきます。これからイギリスに渡る方も、すでに現地にいる方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。


主な就労ビザの種類

イギリスにはたくさんのビザがありますが、ここでは日本人の皆さんにとって特に関連性が高いものを厳選してご紹介します。自分のキャリアや目標に合ったビザを見つけることで、イギリスでの仕事探しがよりスムーズになりますよ。


1. Skilled Worker ビザ

Skilled Worker ビザは、イギリスで働くための最も一般的なビザです。このビザを取得するには、イギリスの認可を受けた企業(スポンサー)から仕事のオファーをもらう必要があります。このビザを取得すれば、長期間イギリスで働き続けることが可能です。

主な要件は次の通りです

  • イギリスの認可スポンサーからの仕事のオファー: スポンサーとして認可された企業からのオファーが必須です。応募する仕事が適切なスキルレベルに達していることが条件で、スポンサーの企業から発行される「Certificate of Sponsorship (COS)」を申請時に提出します。
  • スキルレベルの条件: 応募する仕事は、少なくともNational Qualification Framework (NQF)レベル3以上(Aレベル相当)のスキルが求められます。
  • 英語力: CEFR B1レベル(中級程度)の英語力が求められます。これは一般的に、IELTSで4.0〜5.0程度のレベルです。英語力を証明するためのテスト結果が必要となる場合がありますが、日本の大学卒業者は免除される場合もあるので確認してみてください。
  • 最低給与基準: 一般的に年収£26,200以上、もしくは業種ごとの「Going Rate」と呼ばれる標準給与のいずれか高い方を満たす必要があります。

このビザは長期的な就労が可能で、更新することもでき、家族の同伴も可能ですので、家族で移住を考えている方にとっても安心ですね。


2. High Potential Individual (HPI) ビザ

High Potential Individual ビザは、世界のトップ大学を卒業したばかりの方を対象としたビザです。このビザは、イギリスでの就職をスムーズに始めたいと考えている新卒者や若手の方にとって非常に魅力的です。特に、仕事のオファーなしでも2〜3年間イギリスに滞在できるため、自由度が高く、職探しの時間も確保できます。

主な要件は以下の通りです

  • 過去5年以内に対象の大学を卒業していること: 毎年イギリス政府が定める対象大学のリストに自分の卒業した大学が含まれているか確認が必要です。このリストには世界的に評価の高い大学が含まれており、日本国内では東京大学や京都大学が対象となっています。
  • 英語力: CEFR B1レベル相当の英語力を証明する必要があります。

HPIビザの取得によって、博士号取得者は最大3年間、その他の方は2年間、自由に職を探したり、ビジネスを始めたりすることができます。このビザがあれば、イギリスでのキャリアをじっくり考えられるので、新卒や若手の方には非常にメリットがありますね。


3. Global Talent ビザ

Global Talent ビザは、特定分野での才能を持つ方々がイギリスで活躍できるように設計されたビザです。このビザは、科学、工学、人文学、芸術、デジタル技術などの分野で卓越した能力を持つプロフェッショナルや、有望な新人を対象としています。

特徴は以下の通りです

  • 仕事のオファーは不要: イギリスで自由に活動ができるので、自分のペースでキャリアを進められます。
  • 柔軟な滞在条件: 滞在期間の更新が可能で、長期的な活動も考えられます。また、イギリス国内での自由な移動や、家族の帯同も認められています。

このビザは、すでに分野で実績がある方や、イギリス国内でのさらなる成長を目指す方にとって理想的なビザです。取得には推薦プロセスを経る必要がありますが、受け入れられると非常に自由度が高いキャリアを築けます。


4. Start-up・Innovator ビザ

Start-upビザInnovatorビザは、イギリスで新しいビジネスを始めたい起業家向けのビザです。新しいアイデアや革新的なビジネスプランを持っている方は、これらのビザを活用することでイギリス市場に参入することができます。

  • Start-upビザ: 初めてビジネスを立ち上げる人向けで、最大2年間イギリスに滞在可能です。
  • Innovatorビザ: ビジネス経験がある起業家向けで、スポンサーからの承認を受けた革新的な事業を始めることが条件です。こちらは3年間滞在可能で、延長も可能です。

イギリスはビジネス支援が充実しており、スタートアップの環境が整っているため、起業家の方には非常に魅力的です。


5. Youth Mobility Scheme ビザ

Youth Mobility Scheme ビザは、18歳から30歳の若者が対象のビザで、最大2年間イギリスで働いたり、生活したりすることができます。このビザはワーキングホリデービザに似ており、イギリスで働きながら文化を学びたい方にはぴったりです。

主な要件:

  • 年齢制限: 申請時点で18歳から30歳であること。
  • 財政証明: 渡航直前に最低£2,530の貯金があることを証明する必要があります。

このビザを使って、若い方が自分のキャリアに幅を持たせながら、イギリスでの生活を体験できる良い機会ですね。


ビザ申請のポイント

イギリスのビザ申請にはいくつかのポイントがあり、効率的に進めるためのヒントを押さえておくと便利です。

  1. ポイント制システム: 多くのビザは70ポイントの獲得が必要です。例えば、仕事のオファー、スキルレベル、英語力でポイントが付与され、合計で必要なポイントを満たせば申請可能です。
  2. 必要書類: パスポート、スポンサーシップ証明、英語力証明、財政能力の証明などが求められます。事前にしっかりと準備しておくと、スムーズに申請が進みます。
  3. 申請方法: オンライン申請やビザ申請センターを通じて行います。通常、渡航予定日の3ヶ月前から申請可能なので、余裕を持って準備を進めましょう。
  4. 処理時間: ビザの種類によって異なりますが、通常2〜8週間程度です。時間に余裕を持って申請することが大切です。

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